ビットコインはコインが存在すると仮定して、ネットワーク上で送金先のコインアドレス宛てに送金(送信)取引を行います。
ビットコインを送金すると取引台帳(ブロックチェーン)に情報が記帳されることで、正式に取引が行われたものとして扱われます。
各アドレス間でコインを自由に送金することができるので、インターネットに接続ができれば国や地域に関係なく誰でも仮想通貨のコインを送金することが可能です。
そのため海外に居る人に対しても簡単にビットコインを送金することができます。最近はビットコインのブロックチェーン技術を応用して、新規の仮想通貨やトークンが発行されています。
新規に発行されたコインやトークンを利用して株式と同じように販売することで、世界中から事業資金の投資を集めるICOの募集が行われています。ICOに投資を行う場合には米ドルなどの法定通貨を送金する他に、ビットコインやイーサリアムなどの主要な仮想通貨を支払って新規事業の投資に参加することも可能です。
もしも事業が成功すれば、販売されたトークンや仮想通貨の価値が上がって利益を得る事ができます。ちなみに主要な仮想通貨として有名なイーサリアムも最初はICOでコインが販売され、事業が成功した結果コインの価値が大幅に値上がりしました。
仮想通貨のICO格付け情報を調べる方法
仮想通貨ICOは事業計画書(ホワイトペーパー)が公開されているので、出資を行う前に成否を判断することができます。
それでも海外のICO案件は英語で記述されていますし、専門的な知識がないと事業の将来性を判断することができない場合があります。
このような場合には、ICO案件の格付け情報を参考にして出資に参加するか否かを判断する参考にすることができます。
検索サイトで「ICO案件」「格付け」「一覧」などのフレーズで検索を実行すると、格付け情報の一覧をまとめたサイトが表示されます。
海外の案件を調べたい場合には「ICO Rating」などのフレーズで検索をして、海外のサイトを参考にすることもできます。
事業を行う団体が公開するホワイトペーパーを読んでも判断できない場合には、格付けが高い案件の中から出資する事業を決めると良いでしょう。
どんなに格付けが高い事業であっても、必ず事業が成功して利益が得られるとは限らないことに留意しておく必要があります。
一般的にベンチャービジネスが成功する可能性は非常に低く、投資詐欺も少なくありません。投資は自己責任で、余裕資金で行うことが鉄則です。